おっさんずラブ season2 を妄想する

おっさんずラブ が終わってしまいました

完璧な最終回でした

完璧な最終回でした、だから、これ以上何を望むというのでしょう

と、思うのですが、あれほどまでに確と存在した一つの世界、人々が忽然と消えてしまい、もうあの日以降どこにもいないなんて…まじか

心の平穏のために止むなく励んだ妄想を、とりあえず書き残したいと思います

season2 の実現を心から願いつつ

 

第1話あらすじ

・本作の最終話のラストの「なわけねえだろ」から始まって、ドアベルが鳴ります
届いた宅急便を開けると「離れていても心は一つ♡ 母&空」のカードと
春田「(ペアの)パジャ…マ…?」
牧君(…まじデリカシー)
・そこからコマ落としと早送りで空港へ向かう二人、旅立つ飛行機、見送る牧君、到着する飛行機、道に迷いながら家に着く春田
・本作の第1話の始まりのところの天空不動産第二営業部の社内風景をなぞって、上海支部の社内風景、春田が社内で信頼と評価を得て、生き生き働いていることがわかります
・春田、休みを取って上海に来た牧君を空港で出迎え、一旦会社の用意してくれた春田のマンションへ。春田のマンションには台湾人の同僚がルームシェアしています(会社の部屋割りの都合で)
・春田が「(話していた)牧だよ」と紹介すると、彼は何か動揺の面持ち、互いに挨拶を交わしますが、牧君なんとなくモヤっとします
・牧君は仕事終わりにやって来たので、二人で夕食に出ます。帰宅すると同居人の彼はいません。「気を遣ってくれたのかも」と、春田。いっつも「牧、牧」って電話しているので、「恋人?」と聞かれて、「そう」って答えた経緯があるからです
・夜遅くになって、同居人の彼が酔っ払って(こんなことはこれまでなかった)帰ってきます。中国語で何かぶつぶつ言っているけれど、春田にはわかりません。春田と牧君で彼を部屋に運びます。彼の脱げかけた靴下を脱がしてあげる春田、それを見つめる牧君
・彼の部屋を出たところで「手、洗ってください。人の靴下なんか触って」「あ、悪い」

 

第2話あらすじ

・翌朝、牧君の朝食を二人で食べていると、同居人が起きて来ます。春田は彼に牧君の朝食を「美味しいよ」と勧めたりします。彼は出勤、春田は牧君のために休暇を取っています
・二人で楽しく上海観光
・「もっと散らかっていると思った」と言う牧君に「他人と暮らすのに、散らかしっぱなしってわけにいかないし。デリカシーってやつ?」とか言う春田。
・夜になりました。家に帰ろうとする春田に「今日はどこか泊まりません?」と言う牧君。「なんで?昨日寝心地悪かった?」と、春田。「春田さんが床で寝ているのに、一人でベッドなんて寝心地いいわけないじゃないですか」と牧君。「じゃあ、一緒に床で寝る?」「なんで床なんですか!」
・って言うやり取りの間に春田に仕事上のトラブル発生と電話が掛かってきます。先に帰っていてと言われて取り残される牧君
・指定された場所に着いた春田、そこには同居人の彼がいました。大丈夫?何があった?と駆け寄る春田、その腕を掴む彼、そこに牧君登場
・本作第2話の屋上シーンの再現になります。中国語で言い争う二人を止めようとして突き飛ばされる春田。ようやく間に割って入って「日本語で話してくださーいっっ!!」

 

第3話あらすじ
・牧君「こいつ、春田さんのことが好きなんですよ!」、彼「僕は春田さんのことが好きなんですよ!」、春田「ええええええええ!?」
・「牧」を女性の下の名前だと思っていた同居人の彼ですが、現れた牧君を見て、春田への想いが抑え切れなくなったのです。
・あの家は出てくれるよう春田に言って、翌日、牧君は出勤に間に合うように日本に戻ります。次に牧君が遊びに来るまで、とりあえず家を出ることにした春田ですが、上海の住宅事情は厳しく、狭いマンションに大人数でルームシェアしている家に仮住まいすることになりました。そこには様々な事情の人がいて、様々な事情のカップルもいます
・休暇明けの牧君、超不機嫌。職場の方々の余計だったり、親身だったり、役に立ったり、立たなかったりするアドバイスを受け、わんだほぅでちずに励まされたりします
・一方、上海では職場でだけ顔を合わせる春田に想いが募る彼
・シェアハウスで何かを考える春田
・一人の春田家で何かを決断する牧君

 

第4話あらすじ
・同居人の彼が「自分が出て行くので家に戻ってほしい」と伝えに、春田を訪ねたところ、シェアハウスは宴会中(天空不動産の飲み会風)。縁もゆかりも、似たところもない人たちが一緒に暮らし、誰かの何かを祝い、楽しく過ごす様子に彼の気持ちは変わります。帰り、見送りに出て来てくれた春田に「一緒に台湾で暮らしませんか?」。今は上海の仕事が大切だし、これが終われば牧が待っている日本に帰ると言う春田に、「今すぐじゃなくていい」と言って、去る彼
・牧君、仕事終わりに来て一泊して翌朝帰るスケジュールで春田を訪ねる。「春田さんは俺が養います。仕事をやめて日本に帰って来てください」。驚く春田。そこに仕事の呼び出しの電話。やむなく現場へ向かう春田
・同居人の彼のいる家に行く牧君。春田を日本に連れて帰ると言い、残っている春田の荷物を片付け始める。同居人の彼「日本に君たち(同性カップル)の居場所はあるんですか?」
・夜通しトラブル処理に忙殺され、朝方家に駆けつけた春田。牧君はすでに空港に向かっていて、部屋には荷物が梱包されて置いてありました。「気持ちが決まったら、送ってください」というメモとともに

 

第5話あらすじ

・牧君の様子に天空不動産の皆さん、心配が募ります
・牧君に武川さん「相手の成長を妨げるような愛しかたをするな」(宗方コーチ)
・牧君にマイマイ「信じたいって思ったときには、もう信じているんじゃないかしら」
・牧君「好きならああしろ、好きならこうしろって言うけど、好きって言うのは、“なら”で、なんでもできるようなものじゃない」
・春田に部長よりLINE「春田、牧を待たせることのできる人間になれ」(宗方コーチ)
・春田、シェアハウスで唐揚げを揚げる
・春田、ちずにLINE
・春田家に宅配便到着、春田の荷物かと思った牧君だが、荷物は春田お手製唐揚げ(クール便)でした
・唐揚げをチンしていると、またドアベル。牧君が出ると玄関には春田が。春田、牧君の腕を掴んで走り出す。牧君、温めた唐揚げを抱えたまま


第6話あらすじ
・春田と牧君、羽田空港に到着。国際線乗り継ぎのためにコンコース移動中の春田母。春田、大声で母を呼ぶ
・「あら!牧君」「ご無沙汰しております」二人に面識があることに気づかない春田、「母ちゃん!俺、結婚するから!」牧君と繋いだ手を高く差し上げて「牧と!結婚するから!」
・はぁ?という顔の母、春田母が何か言おうとしたとき、「おめでとう!」と母の隣に立つ人の声。ATARU君です。ATARU君「飛行機、乗り遅れちゃうから」と異を唱えようとする母の肩を抱えて無理やり出国ロビーへ連れて行きます。ATARU君「幸せにね」、春田「幸せです!俺、すごく幸せです!」、ATARU君、ウインクして出国ロビーへ消えていきます、春田母を抱えて
・飛行機を見送る春田、その横顔を見つめる牧君、春田、牧君を振り返って、「よっしゃ!次!」。また手を引っ張って走り出します
・どこかの階段を駆け上がり、カウンターへ。春田「パートナーシップ宣言しにきました!」と宣言。受付の人に「ご予約は?」と聞かれて、「予約ぅ???」
・役所の中庭でベンチに座る二人。春田、ちずにLINEで文句を言うも、「ちゃんと書いておいたでしょ。よく読め。ばか春田」と返されます
・牧君「お母さん、納得していないのに、いいんですか?」、春田「納得してもらうよ、もちろん。でも、それは後からでもいい」、牧君「…」、春田「今は」牧君「…」、春田「俺たちの気持ちが大切」
・マイクオフ気味にごちゃごちゃした会話「牧のお父さんにも納得してもらえるよう云々」「いや、ああ見えてちょろいから、あの人云々」
・上海に戻った春田。同居人の彼のいる家に戻る。彼が入れ替わりに春田のいたシェアハウスに移る。彼「シェアハウスの宴会の時、ずっとこのままでいたいなって思いました。」「今はとても辛いけれど、いつか、また同じ場所で一緒に笑えるようになりたい」、春田「いつでも、待ってる」

 

最終話あらすじ

・改めてパートナーシップ宣言に区役所を訪れる二人、無事に手続きを終え、証明書を受け取り、役所の方に「おめでとう」と言われます
春田、ありがとうございますありがとうございますと役所の人全員に握手しそうな勢い
春田、牧君、並んで役所の階段を降りる(教会の階段は春田一人で駆け下りたけれど)
遠くで見守る部長
・数ヶ月後、任期を終え、第二営業部に戻ってきた春田、復帰を祝われる
・部長登場、先日の会議で天空不動産は社員の福利厚生の一環として、パートナーシップ宣言している社員にも、通常の既婚者と同じく家族に対する配慮を行うことになったと報告
武川さん「国内外の転勤、出向の際も単身者ではないという扱いになる」
「海外に出たっきり帰国のめどが立たないとか、残った家族にフォローがないとか、そういうことはない」
春田、他人事みたいに「へー」とか「ほー」とかいうかんじで聞いている
・部長「というわけで、春田の後任だが。牧、上海へ行ってくれるか」
牧君「はい」(即答)
はるたん「ええええええええ!?」
部長「冗談だ、春田」
牧君「ここ、つっこむとこですから、春田さん」
はるたん「わっかんねぇよっ!」

 

ラストシーン

〜数年後〜
波打ち際で砂の城を作る子供二人(3、4才?)
お城が壊れたと喧嘩が始まりそうになると、
「壊れてないよ。こうすれば、ほら、ここは運転席、このお城は空を飛びまーす」
春田、崩れたところに貝殻や石を乗せて運転席を作る
子供A「もう、いっつもそれなんだから」
春田「じゃあ、何にしようか?何がいい?」
子供B「きょうりゅう!」A「いっつも、きょうりゅう!」B「じゃあ、かいじゅう!」A「いっつも、かいじゅう!」
そこに、牧君「じゃあ、アイスクリームだったら、何がいい?」
子供二人笑顔で立ち上がり、牧君の持っているレジ袋に手を伸ばす
腰をかがめて、子供にアイスを選ばせる牧君
子供がアイスを取り出すと、背を伸ばす牧君
並んで立っている牧君の頭を抱えるように引き寄せて、こめかみのあたりにキスをする春田
春田、牧君、子供二人のシルエットとひかる海

おしまい

 

妄想なんて、結局、自分の頭の中からしか生まれないのです

本物の続編が観たいです

あぁ、けれど、終わっちゃったのかな、そうなのかな

寂しいなぁ

以上、おつきあいいただき、ありがとうございました