そんなに田中圭が観たいのか
観たいです、田中圭さん
そういうわけで、2014年のTBSドラマ「夜のせんせい」、SPとかないものでしょうか
生徒が卒業して4年、大学に進学した華ちゃんは順当にいけば就職しているはずで、かえでさんは大学生になっているかも
他の専門学校に進学した子達も仕事に就いているはずですし、27歳で結婚したかった優奈さんは31歳だし、山田くんは俳優の道はどうなんだろう
大澤さんのその後も気になるし
で、田中圭演じる上武俊介
一人で興した会社を追われ、無職、再起の道の途上
今度はどんな会社を作るのかなぁ
夢のある、というか誰かの夢を助けるような会社だといいなぁ
上武くん本人は自分の夢っていうのを考えることがなかっただろうから
それとも、それが見つかるのかなぁ?
あ…!
思いつきましたよ!
上武くん、新たな会社立ち上げに日々奔走するものの、景気も悪く、水に落ちた犬を叩くような無責任な悪い噂に苦戦中
賃貸アパートに帰り、勝負スーツも脱いで、スーパーの半額弁当を食べていると突然の来客
林遣都です(当然ですね)
林遣都は、人助けになって、かつ収益が上がって、人の善意だけに寄らず自立して運営できる何かの組織の仕組みを考えています
けど、実現する力がありません
上武くんのことをいろいろ調べて、この人ならと思って訪ねてきたのでした
「かつての俺を期待して来たんなら、帰ってくれるかな、悪いけど」という上武くんに、今、どん底のあなただから訪ねて来たという林遣都
繊細でクレーバーな上武くんは相手を確かめるように嫌味を言いますが、無神経だけれど率直な林遣都は思ったまま暴言を吐きます
一見、罵り合っている、嫌いあっているかのような二人ですが、上武くんの嫌味が嫌ではない林遣都と、林遣都の不器用さ、嘘のないところを気に入っている上武くんは、いいコンビになります
上武くんの家で打ち合わせを重ねるうちに、林遣都は自分の資料やなんやらをどんどん持ち込んできて、上武くんが帰宅すると、なんだかいつもいるみたいになってきて、やがて住み着きます
そうこうするうちに、投資をしてもいいという人が現れました
いつもは、外に出て人に会うのは上武くんの役目ですが、二人に会って話をしたいと言われ、上武くんはダサダサの服しか持っていない林遣都を連れてスーツを買いに行ったりします
で、面会当日、社長室を前に現れたのは、上武くんのかつての部下、上武くんを裏切って会社の買収、上武くんの解任の裏工作をした人でした
(上武くんの会社を買収した企業はM&Aの会社だったので、上武くんの会社はかなり解体されてしまいました。この元部下は新しい会社のやり方にも違和感を覚え、退職していたのでした)
二人の間に一瞬走った緊張に、上武くんを見る林遣都
上武くん、かつての部下の名刺を受け取ると「◯◯さんが、秘書室長ですか。それは、よかった。あなたの仕事は確かです」「よろしくお願いします」と挨拶します
当時の彼の判断、行動をそれはそれで理があった、結果を出した力量を認めてのことです
社長室に通され、二人は投資を考えているという社長と面談をします
結果、社長は投資ではなく、共同経営者になりたいと申し出、二人は受け入れます
この社長は、吉田鋼太郎さんですよねぇ
無事、新会社発足の日を迎えます
賃貸アパートを引き払う上武くん、ヒルズとは言いませんが、アーバンでラグジュアリーなマンションへ引っ越すことにします
手荷物をまとめて付いてくる林遣都
上武くん「え?(なんで付いてくんの?)」
林遣都「え?(俺、付いていかないの?)」
上武くん「お前…、最初の役員報酬が出たら、出てってもらうから」
林遣都「その使い道は、もう決まってる」
上武くん「じゃあ、次の」
林遣都「それも決まってる」
上武くん「なんだよ、計画性あんじゃん、十分一人で暮らせんじゃね?」
林遣都「それは無理」
上武くん「なんだよ〜」
みたいな感じで、おしまい
もともと、次の会社は一人じゃなくて同じ夢を持つ友達、同士と一緒に作れるといいなぁ
上武くんにも夢を持って欲しいなぁと、最終回を観ていて思ったのです
なんとなく書き始めたけれど、自分の願いは叶ったかなぁ