「ノーコン・キッド〜ぼくらのゲーム史〜」(2013年) おまけ

おっさんずラブ、公式グッズ第3弾発売決定!

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すごい…

制作スタッフさんとファンの皆さんのグッズを介したやりとりが、熟年バンドとファンのコール&レスポンスのような、「炎の転校生」レベルの異次元ラリーのような

なぜ、そんなにも互いに全力で応えあっているのか、夢を見ているような気持ちです

これなら、おっさんずラブ単独フェスも可能じゃないのかなぁ

もうその方向を向いているとしか思えないのです

 

それはそれとして、「ノーコン・キッド〜ぼくらのゲーム史〜」のちまちました続きです

 

〜礼治君関係〜

高校時代の私服がとてもかわいいです

不思議な化繊のVネックTシャツとか、ポロシャツとか、とにかくかわいい

マジソンバッグも持っていたけれど、佐藤二朗父が買ってあげたのだと思うと、じーんとします

店番のお駄賃を小銭で渡すあの父が、流行ものを買ってあげるなんて

店番やらせていたのは、いつでも近くに置いておきたかったからじゃないかなぁ

佐藤二朗父、礼治君をぞんざいに扱っているように見えて、実はとても子煩悩な親バカだったんじゃないかって思います

その父の作ったお弁当の話を筒井真理子母とするシーン、礼治君は「まずかった」と言いますが、母は「美味しかったわよ」と言います

礼治君も「美味しかったかな」と母に合わせます

本当は、まずかったんだと思う

けれど、「美味しかった」という母の記憶を大事にしたんだと思います

公式サイトに、ゲームセンターわたなべの営業日記があって、前半は父、後半は礼治君が書いているのですが、どちらの日記も、泣かせます

 

〜波瑠(高野文美)〜

赤と白のプラスティックの卓上レコードプレイヤーに乗って、いびつに回るピチカートⅤ、すごく良かった

あれは、きっと誰かの実体験なのだろうなぁと思いました

 

〜浜野謙太(キッド)〜

礼治君から借金の電話がかかってきた時、快諾した最初の電話のシーンと、断る2回目の電話のシーンでは、PCデスク周りが全然違っているように見えました

その後の話で、貸そうとしたお金は、ゲーム開発の資金だったとわかり、2回目のシーンでお金に困っていそうに見えたのは、資金をゲーム開発に注ぎ込んだからだったんだなぁと思いました

礼治君の父に諭されて、お金を貸すことをやめたキッドは、礼治君がゲームセンターを守るために戦うように、自分も戦いを始めたのだと思います

礼治君に真意が伝わらないまま絶交状態になってしまったのは辛かっただろうけれど、礼治君を信じていたんだろうと思います

高校時代に戻りますが、キッドと父親がゲームを介して和解するエピソード

実父なのか、不明なところがあるのですが、そうであってもなくても、礼治君の「やっぱり親子は似ている」という台詞は、キッドの心に響いただろうなぁと思います

 

礼治君もキッドも高野さんもあかりさんも、描かれていない話がいろいろあるんだろうと想像させる、とてもいいドラマでした

観てよかったです

 

あ、大事なことを書き忘れていました

眞島秀和さんと落合モトキさんも出演されています