HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.A.R.D~ 花火大会の想像 後編
「おっさんずラブ」
第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞
作品賞、助演男優賞、受賞おめでとうございます!
作品賞はもちろんのこと、吉田鋼太郎さん(黒澤武蔵部長)の助演男優賞、とても嬉しいです
「おっさんずラブ」、第1話を成功させたのは田中圭さんで間違いないのですが、第2、3話の功労者は吉田鋼太郎さんだと思うんです
第2、3話で、「なんかこれ、ものすごく面白い!!」って思わなかったら、観続けなかった視聴者もいたと思うし、ここがあっての後半怒涛のラブストーリー展開だったと思います
そして、第5、6話を経て、第7話
驚いたり泣いたり喜んだりで呆然でしたが、終わって時間が経つにつれ、春田、牧君のラブストーリーと同じ分厚さで、部長の恋物語が心に蘇ってきます
出演者全員、制作スタッフの皆様全員に受賞していただきたいのが本心ですが、それでもそれでも、すごい!
おめでとうございました!
では、S.W.O.R.D地区花火大会の続きです
鬼邪高校
真っ暗な校舎の屋上に火が灯り、村山の姿が浮かび上がる
「行くぞ!てめぇらぁぁぁ!!」
校舎の窓という窓から発射されるロケット花火
校舎壁面には、なだれ落ちるナイアガラ花火
そして屋上から打ち上げ花火
吹き出し花火を手にはしゃぎ回る鬼邪高校生
スーパーボールのアップ
スーパーボールを親指と人差し指で摘んで顔の前に差し上げている日向紀久、静かに
「これが、S.W.O.R.D協定じゃ」
鬼邪高校前にびっしりと達磨一家の露店が並び、花火を眺めるコブラ、ノボルの姿も見える
鬼邪高校の窓からロケット花火ではなくて、生徒が飛び出してくる
そここで喧嘩を売りにきたよそ者との小競り合いが起きている様子
山王連合会の面々も売られた喧嘩を買っている
じっと座っていた日向紀久、スーパーボールの流れるプールをひっくり返すと、喧嘩の渦に突っ込んで行く
RUDE BOYS
無名街、高いところから花火を眺めるRUDE BOYS
花火にはしゃいで上ってくる子供たちに気づき、軽い身のこなしで子供たちの場所まで下りると、危なくないように座らせて、一緒に花火を眺める
見晴らしのいい場所
無名街のシルエットの向こうに鬼邪高校から上がる花火が見える
田中圭「知らなかったな、この街の空がこんなにきれいだなんて」
「なぁ、スモーキー」
無名街、スモーキーの埋葬場所、時折、花火の光が差し込んでは消える
おしまい
*これは、田中圭さんが出ているという想像に基づくお話なので、最後、唐突に出てきます
海外を飛び回っている合間に日本に立ち寄ったってことで