「おっさんずラブ」3監督座談会を読んで、しみじみしたり、感動を新たにしつつ
第7話の後半を見直したりしていました
第5,6,7話は、放送直後は繰り返し繰り返し観たのですが、今は切なさに耐えられなくて、なかなか観直すことができないのです
ちょこちょこと配信動画を観ては止め、また観ては止め、それでも6話後半からラストには、どうしてもたどり着けず
でも、今日観て気がついたことがあります
あの部長からの手紙
「君に会えてよかった」のところ
あの一言を読み終えたところで、春田は「この人と結婚しよう」という決心ができていたんですね
ふとした表情に、この人の愛情を受け入れようという意志が見えたように感じます
翌日の挙式前の様子も、それまでみたいな迷いやうろたえる姿はなく、部長のハグもしっかり受け止めていました
押されて、流されて、だけじゃなくて、春田は一度、きちんと部長の愛情を理解していたんですね
けれど、それは愛情を受け入れる決意であって、自分自身の愛には気がついていなかった
一度、自分で決意をしたからこそ、あの誓いのキスの場面で湧き上がる自分の気持ちに純粋に驚いたのだと思うし、あの結婚式は春田にとって嘘ではなかったのだと思います
教会の扉の前の緊張する春田は、しっかりと部長を見ていて、リラックスリラックスと言われて見せた笑顔は部長だけに向けられたものでした
あのときの部長の気持ちを思うと胸が潰れてしまいそうです
春田を叱咤して送り出し、披露宴会場へ現れた部長に、みんなは笑顔を向けますが、蝶子さんだけは初めから表情を曇らせていました
部長に蝶子さんがいてよかったなぁ
天空不動産のみんなもいて、よかったなぁと思いました