おっさんずラブ 春田と鉄平&ちず兄妹

はるたん日めくり、21日

こんな解像度とはいえ、写真まるっと載せるのは良くないかと思い、ちょっと障害物を置いてみました


スケスケやん

 

牧君ドリンク、アイスコーヒー

 

どれも今ひとつ、っていうか意味不明になってしまいました

明日は、どうしよう

 

それは、ともかく、春田と鉄平&ちず兄妹のこと

鉄平兄(38)、春田(33)、ちずちゃん(27)、年齢差は5歳、6歳、兄妹の差は11歳

幼なじみといっても、幼稚園や学校で仲良くなったとは考えにくいように思います

また、ちずちゃんのプロフィールには「春田と同じく実家暮らしが長く」とあるのですが、わんだほうが詐欺にあった時には鉄平兄共々住む場所を失っていました

わんだほうの詐欺の話にご両親が出てこないところを見ると、ご両親はわんだほうには住んでいらっしゃらない、経営にも関わっていらっしゃらないようです

兄妹はわんだほうに住んでいるけれど、ご両親は住まいは別、けれども、ちずちゃんは最近までご両親と暮らしていたとすると、例えば…

 

春田家、荒井家はご近所同士で親しくお付き合いをしていました

荒井家は、駅の近くで居酒屋を営んでいましたが、鉄平兄が跡を継ぎ、ちずちゃんも就職を機に一人暮らしを始めることになり、ご両親は自宅を処分し故郷へ帰る決心をしました(家事の苦手なちずちゃんに自立も促したかったのです)

*この荒井家ご両親の決断は、春田母に大きな影響を与えます

しかし、第1話の少し前にセクハラ騒動でちずちゃんは退社、家事が苦手なこともあり一人暮らしは断念、わんだほうに転がり込んで、兄妹の二人暮らしが始まったのです

 

年の差のある三人が仲が良かったことも、家族ぐるみのお付き合いであったと考えれば、一応納得はいきます

けれでも「よく三人で海に行った」ことなどを思うと、他にも理由があるのかなぁとも思います

もしかしたら、春田夫妻はお店に忙しい荒井家ご両親に代わって、しばしば鉄平兄の面倒を見ていたのかもしれません

そのうちに春田が生まれたとしたら、鉄平兄にとっては春田は最初から弟だったのでしょう

そして、春田父が亡くなります

今でも春田はゾイドで一人で遊んでいたり、レゴブロックでウエルカムボードを作るなど、本来は一人で細かい作業に没頭するのが好きな内向的な性格(あるいは、内向的な時期があった)のように見えます

仕事上でも押しが弱くて、お客さんを自分の方へ持ってくることが苦手のようですし

父親のことが性格に影響したのか、どうかはわかりませんが(わからないっていうか、そもそも、これは想像だし)、父親を失った春田を鉄平兄は心配したでしょう

何より、鉄平兄は春田より春田父のことをよく知っているのです

大好きだった春田父の代わりを自分がすると心に決めたのかもしれません

 

この頃は、春田家と荒井家は役割が逆転していて、春田を育てるために仕事で家を空けざるを得ない春田母に代わって、荒井家のご両親が春田の面倒を見ていたのではないでしょうか

そんな時、ちずちゃんが生まれます

大切な人を失うという経験をした春田がずっと抱えていた寂しさ、悲しさは、ちずちゃんが生まれたことで癒されたのかもしれません

そうだとすると、小さい頃からずっと「ちず、ちず」言っていた春田が、最後までちずちゃんとの恋愛に踏み出せなかった理由がわかるような気がします

 

想像ですけどね

でも、そんなふうに考えると、15~17歳の鉄平兄、10~12歳の春田、4~6歳のちずちゃんの三人の見ていた海は、どんなにキレイだったかなぁと思うのです