けもなれ 京谷鑑賞倶楽部会員の朱里ストーリー

晶と同じように、朱里にとっても京谷は「初めて愛されているって思えた人」だったのではないかなぁ

そんな彼を失いたくなくて、晶はとにかくいい子になったのだけれど、朱里は悪い子になることで京谷を繋ぎとめようとしました

いい子になって、評価されることで安心するよりも、悪い子になって、どこまで愛されるか試す方が楽だったのでしょう

けれど、朱里は自分が京谷を深く傷つけていたことに、京谷の「朱里が死んでしまうんじゃないかと思うと怖かった」という言葉で気づきます

朱里のしていたことは、京谷の愛を試すことではなく、京谷の傷を深く新しくし続けることだったのです

「ちゃんと愛せなくてごめん」と謝った京谷も、そのことに気づいていました

京谷に会えるかもしれないと、おめかしをして居場所を探したのは、今度はちゃんと愛されるための試行の一つだったのかもしれません

 

京谷が朱里をちゃんと愛せてはいなかったとわかったのは、自分が晶に求めているものが、朱里とは違うとはっきりしたからではないでしょうか

晶は自分と朱里が京谷を好きだという点で裏表だと言いましたが、それは晶、朱里側からの視点であって、京谷にとっては二人は全く違う存在です

二人には共通点もありますが、京谷が好きなのは、幸せにしてあげなければいけない不幸な子ではなく、晶そのものであり、出会った頃の朱里そのものなのではないかと思います

 

朱里は、うさぎという家族を養うために就職します

家族を養うという目的からは、再スタートの意欲が感じられますが、就職先が晶の職場となると、そうとも思えない部分もあるように思います

「京ちゃんは自分にあなたみたいになって欲しかったんじゃないか」という課題に、遅まきながら取り組もうとしているのかなと思うと、再スタートではなくて再チャレンジなのかなぁとも感じました

目的はどうあれ、それが結果を出せるかどうかはどうあれ、朱里がに職に就き、うさぎを大切にしてくれるなら、私はそれでいいです

うさぎを養うという気持ちが朱里の支えになって、いつの間にか朱里も幸せになっていれば、別に何かを取り戻したり、新たに手に入れたりしなくたって、いいじゃん、と思います

 

朱里については、よくわからないところがあって

晶と京谷が互いの彼、彼女の話をしていた内容をはっきり覚えていないので、わからないのですが、wikiでは、朱里は31歳(晶は30歳)

ホテルの専門学校を出た後、ブライダル関係の職に就くも、退社

その後、樫村地所に転職し、5年前に退社していると書いてあるのですが

4年前に晶が派遣を満期終了するときに、樫村地所は正社員の中途採用はしていないと言っているんですよね

朱里は中途採用で正社員に採用されていたのでしょうか

その時は採用枠があったとしても、相当有能だったのではないか…

自分だって仕事がうまく言っていた時はキラキラしていたって言っていたので、最初の職場では転職の際に評価されるくらいの仕事をしていたのかなぁと思うのです

京谷は6年前に広報部から商業施設開発部に異動になったと書いてあるのだけど、朱里も広報部にいたのでしょうか

 

時系列で、あれこれ考えてみたくなるところです