「神と共に 第2章:因と縁」

満を持して、封切り初日、6月28日に観てきました!

面白かったです!

最初にあらすじをさらっておきます

 

第1章で、貴人ジャホンの生まれ変わり判決を手にした冥界の弁護人カンニム、ドクチュン、警護人ヘウォンメク

次なる亡者、貴人スホン(ジャホンの弟)を連れて閻魔大王のいる天輪地獄にカチコミをかけます

スホンは貴人ではありますが、死後怨霊となった亡者、怨霊とならざるを得なかった事情を明らかにしなければ地獄行き決定です

「別に生まれ変わらなくていい」というスホンの意向は置き去りに、自分たちの生まれ変わりを賭けて閻魔大王に裁判をゴリ押しするカンニム

生まれ変わりを賭けるほか、もう一つの条件を飲むことで、スホンの裁判が認められます

その条件とは、すでに寿命の尽きた人間を生きながらえさせている屋敷神を消滅させて、その人間に引導を渡すことでした

この屋敷神が第2章登場のマ・ドンソク

元はカンニムたちと同じ仕事に就いており、死亡したドクチュン、ヘウォンメクを迎えに行ったときの使者の一人でもあったのですが、その彼が何故、冥界の仕事を妨害しているのでしょうか

 

下界では「立ち退き区域に住む貧しい祖父と孫を見捨てられず、人間の姿になってまで二人を守ろうとする屋敷神と、ついつい彼を手伝って、二人のより良い未来のために奔走するドクチュンとヘウォンメク」という現在パートと、「屋敷神の語る人間であった頃のドクチュンとヘウォンメクの話、そして二人の死」という過去パートが展開されます

冥界では「無念極まりない彼の死の真実」がスホンの死に関わったドンヨン、パクを証人に裁判の場で明らかにされる現在パート、地獄めぐりや閉廷中の地獄裁判所で語られる「千年前の自分の人生と死の記憶語るカンニム」という過去パートが展開されます

 

千年前、カンニムとヘウォンメクは義理の兄弟であり、ドクチュンは彼らに脅かされる敵国人であり、命を救われもし、奪われもした少女でした

ざっというとこうです

高名な将軍カンニムの父親は、ある日敵国人の生き残りの少年(ヘウォンメク)を救い、養子に迎えます

文武に研鑽を積み、父親の後継の自恃の心の人一倍強いカンニムには、それが受け入れられません

カンニムが弟に厳しく接するほど、父親は弟を援助し、それがカンニムをさらに頑なにさせました

文武いずれにおいても弟ヘウォンメクは兄カンニムをしのぎ、ある非常に厳しい戦場に、父はカンニムではなくヘウォンメクを同行します

果たして、戦闘は大激戦、父親は命を落とします

敗戦の責を負い辺境警備に追いやられたヘウォンメクは、執拗に敵国人を殺傷しました

その時に両親を失ったのがドクチュンでした

村を襲われ、共に山中に逃げ延びた子供たちを世話していたドクチュンは、ある日ヘウォンメク隊に見つかります

殺されるかと思いきや、ヘウォンメク隊は捕らえた虎をドクチュンたちに分け与え、彼女たちを見逃します

その後、ヘウォンメクは軍規を犯し、母国を裏切ってもドクチュンたちの援助を続けるのですが、その間にドクチュンの村を襲い、彼女の両親を殺害したのは自分だったと知ります

ヘウォンメクの裏切りはカンニムの知るところとなり、ヘウォンメクは捕らえられますが、ドクチュンたちを逃がそうと脱走します

満身創痍でドクチュンの前に現れたヘウォンメクはドクチュンに自分が彼女の両親を殺害したことを告げ、詫び、隠れ家を立ち去るよう伝えます

追いついたカンニムがヘウォンメクに刀を振り下ろします

その時カンニムを貫く刃がありました

逃げろと言われたドクチュンが戻ってきていたのです

ドクチュンもカンニムに斬られ、カンニムはドクチュンに、ヘウォンメクとドクチュンはカンニムに殺されて、雪の中息耐えます

 

そこに現れたのが閻魔大王でした

閻魔大王は、「哀れな二人の記憶は消してやろう。しかし、お前の記憶は残しておく。その記憶を持ったまま、自分が手にかけた者二人と共に、これから冥界の使者として働け。そして、自分の罪について考えるのだ」とカンニムに語ります

そのようにして、三人は冥界の使者となったのでした

 

わ、三人の過去編だけで、もう1日分になりました

でも、ここを書いておかないと、現在パートでの屋敷神の話や、スホンの台詞がどう共鳴するのかわからないので、仕方がないな

っていうか、観た人しかネタバレしてるあらすじなんか読まないんだから、いらないかなとも思うけれども…

そういうわけで、本格的な感想は明日以降です

では!