2019-01-01から1年間の記事一覧

おっさんずラブ = in the EDO Period= 新春恋の大捕物 という妄想 其の二

追いかけていた義賊が田中圭だと知った吉田鋼太郎 後を尾けたり、待ち伏せしたりするものの捕縛できない 挙動不審な吉田鋼太郎を案じる眞島秀和 店を休んだ林遣都を心配して家を訪ねた佐津川愛美 不在の家の裏庭に回ると林遣都が何かを火に焚べようとしてい…

おっさんずラブ = in The Edo Period = 新春恋の大捕物 という妄想 

田中圭:義賊 吉田鋼太郎:長谷川平蔵 眞島秀和:佐嶋(原作では平蔵より年上だそうだけれど、年下で) 林遣都:悪徳商家の番頭 千葉雄大:さる高貴な方のご落胤で僧侶 戸次重幸:貧乏な旗本の次男坊 内田理央:長谷川平蔵の娘(いるのかわからないけど) 佐…

「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ著 の感想 その三

ネタバレしています 本著「カササギ殺人事件」内小説「カササギ殺人事件」は、1955年を舞台にしながら現代の倫理観を持つ人物を配することで、アガサ・クリスティの時代の差別と偏見を否定してみせました その一方で、当時の差別の残滓、形を変えた現代の偏…

「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ著 の感想 その二

ネタバレしています 昨日書いたアガサ・クリスティの時代の差別と偏見が「カササギ殺人事件」内小説である「カササギ殺人事件」では現代の倫理観を持ってクリアされているという話ですが a-cup-of-snow.hatenablog.com では、現代の倫理観は差別と偏見を完全…

「カササギ殺人事件」アンソニー・ホロヴィッツ著 の感想 その一

感想なのでネタバレしています 小説内小説である「カササギ殺人事件」は、面白かったです どっぷりアガサ・クリスティを読んでいる気持ちで読める上に、クリスティを読む時に感じる苦痛がなく、その時代の景色、人間像、ストーリーを十分に楽しめました クリ…

HiGH&LOW世界の変化

HiGH&LOW THE MOVIEの世界観で面白いなぁと思ったことは ・20代後半でも子供扱いで、当人も納得しているらしいこと ・その親世代に子供を育てる意識がなく、それを期待もされていないようなこと ・家族という概念において親を演じようとする人が死んでしまう…

HiGH&LOW THE RED RAIN

を観ました なんとも言えないジョニー・トー味を感じたのですが、他の方はどうだろう いろいろ感想はありますが、私はエンディング辺りのアイスのシーンで「観てよかった」という確信を得ました RED RAINを昨日と同じ視点でざっくり言うと ・父母の喪失 ・長…

HiGH&LOW THE MOVIEから、THE WORSTまで

HiGH&LOWの世界を、私の観た限りで言うと ・父母の不在 ・長兄の死 ・血縁に関わらない絆 です 主人公たちは年齢にかかわらず周囲から「ガキ」呼ばわりをされており、本人たちもその自覚があるようです (普通大人ぶりそうなものなのに、この辺の自覚は清々…

秋のドラマ 「おっさんずラブ」続編

映画の感想をまだ書き終えていないのですが、一番感じたことは 「おっさんずラブは完結したんだなぁ」ということでした なので、すでに制作発表済みの続編については、新キャストで新しい物語が始まるのだろうと思っていました ところが、田中圭さんは続投な…

劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD 〜ネタバレ感想〜 牧の人間らしさ

劇場版で大きく変化しているのは、牧です 社を挙げての巨大プロジェクトへの異動が内示され、相談しようと香港を訪れれば春田に浮気疑惑、異動をしてみると想像以上のスケールの仕事内容、仕事量で10日もたずに倒れる激務(春田の帰任の1週間前に異動してい…

劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD 〜ネタバレ感想〜

観てきました! 物語は、春田と牧の恋の行方(に部長の純愛)に、湾岸リゾート開発を巡る第2営業所と本社の対立から、巨悪を暴くサスペンスアクションが絡む、気宇壮大なシンプルストーリー どちらも着地点は見えているので、安心して振り回されることができ…

「神と共に 第2章:因と縁」 その3

このように長々感想を書いてきた「神と共に 第2章:因と縁」ファイナル 最終ネタバレです a-cup-of-snow.hatenablog.com a-cup-of-snow.hatenablog.com 実は、閻魔大王はカンニムの父親でした 亡くなった彼を、その時の閻魔大王が次の閻魔大王となるべく迎え…

映画「新聞記者」

「新聞記者」観て来ました shimbunkisha.jp あまりメディアに取り上げられる様子もないまま、映画館に大きな看板だけが静かに立ててあって、最初は観るつもりはありませんでした 面白くなさそうなのではなくて、この世の不正義・不条理を観るのは、もう嫌だ…

The Crossing -ザ・クロッシング- Part II 太平輪 彼岸 その2

a-cup-of-snow.hatenablog.com その一方で、ユイ・チェンは生きてゆきます 山村で豆腐を作って暮らしていたユイ・チェンは同じ村の若者と恋に落ちました 将来を約束した彼は徴兵され戦地へ、ユイ・チェンは彼を探しに上海に出てきます 昼間は彼を探して軍の…

The Crossing -ザ・クロッシング- Part II 太平輪 彼岸 その1

a-cup-of-snow.hatenablog.com こちらの後編の感想です 登場人物それぞれがこれまでの人生から一つの答えを見つけていきます 雷将軍は前編で描かれた通り、愛する妻ユンフェンを守るため、彼女を心の支えに戦死します 夫の戦死にユンフェンは絶望しますが、…

「神と共に 第2章:因と縁」 その2

a-cup-of-snow.hatenablog.com 一昨日、冥界の使者、ドクチュンとヘウォンメクの過去について粗方書きました それを下敷きに、現在のスホン裁判と屋敷神騒動の核となる台詞について語りたいと思います スホンは第1章の貴人亡者ジャホンの弟です 軍に所属して…

「神と共に 第2章:因と縁」

満を持して、封切り初日、6月28日に観てきました! 面白かったです! 最初にあらすじをさらっておきます 第1章で、貴人ジャホンの生まれ変わり判決を手にした冥界の弁護人カンニム、ドクチュン、警護人ヘウォンメク 次なる亡者、貴人スホン(ジャホンの弟)…

「神と共に 第1章:罪と罰」

6/5にSNSに書いたものですが、第2章の感想もブログに書き残したいので、第1章も移すことにしました 「神と共に 第1章 罪と罰」ネタバレ感想 ー 人は死ぬと、閻魔大王に生前の罪を裁かれ、極楽行きか地獄行きが決められる ー 「まんが日本昔ばなし」でお馴染…

「The Crossing -ザ・クロッシング- PartI 太平輪 乱世浮生」

観てきました 開始即屍累々でした 塹壕戦、敵は目前、互いに銃は撃ち合う、手榴弾は投げ合う、火炎放射まで浴びせかけて、その中をかいくぐるわけでもなく突撃 勝利しても喜びはない悲惨な地上戦です 日本軍との戦闘だったのですが、どちらがどちらか見分け…

「劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」

謎のカウントダウン、なんだろうなぁ? 連ドラ放送時に放送日とドラマ内の日にちを合わせていたことを考えると、春田が帰国するとか? 本編の「春田、帰国シーン」が、その日時で公開されるとか 発着案内板の映像から始まって、上海発成田着(羽田でいいと思…

「劇場版 おっさんずラブ(仮)」新キャラ登場

黒沢部長のインスタグラムや、脚本の徳尾さんのツイートに、上海ロケあるんだなぁと思い エキストラ募集の記事に、そういう舞台でのシーンがあるんだなぁと思い 公式インスタグラムに変わらない春田家と春田母の姿を観 ひたすら公開を待っているつもりだった…

はてなハイクについて

はてなハイクには時間が流れていた 「おはよう」の挨拶が交わされる朝、少し遅れて「ハイク的おはよう」の声が聞こえる 「いただきます」にはカフェの、定食屋の、社食の、コンビニの、あり合わせのものでこしらえたおうちの昼食が見える 「今日のおやつ」が…

おっさんずラブ、続編なの?第二弾なの?

「おっさんずラブ、2019年度に連続ドラマ放送決定!」 記事の中でも「続編」と「第2弾」とふた通りの表現があり、スタッフ、キャスト共に詳細不明ということで、嬉しさ半分、困惑半分といったところの一夜が過ぎ これまでの出演者、スタッフの皆さんの「この…