公園を立ち去った牧君は、確かにどこかへ行ったのだけど、わんだほぅの慰労会のあとは、春田と一緒に春田家に帰っている
この間、何日が経過して、牧君はどこにいたのかなぁ?
まず、日時の確認をする
*と、頑張りましたが「シナリオブック」で牧君は公園から家出はしないで春田家に帰っていることが判明しました
4/29(日) 「牛乳買って」のメールで日付を確認。翌日がLMGだったので
4/30(月) 屋上バトル、わんだほぅ、そして公園。牧君、春田の前を去る
*この日、春田が後輩(婚約者と家探しの)との電話で「明日」最後の物件紹介の約束をしているので
5/1(火) 午前後輩に土地案内、午後蝶子さん来社。牧君「(部長)離婚って」
*メール画面と春田家カレンダーの曜日と、部長の手帳のカレンダーの曜日にはずれがあります。こちらはメール画面と春田家カレンダーに合わせました
5/2(水) 部内ミーティング、ワンダほぅ慰労会、一緒に帰宅している
で、ここから、想像
4/30
牧君は外泊しているが、あんなに遅い時間に泊まれて、かつ翌日着替えて出社しているということは、実家に泊まったのではないかと思う
5/1
牧君は、この日には春田家に戻ったものと考えられる
理由の一つは部長が離婚を実現しようとしていると知ったこと
あとは、翌5/2(水)の、わんだほぅの慰労会の席で、マイマイの「ルームシェアしてんのよね」を、二人とも否定しなかったこと。特に春田の「俺だってちゃんとやってますよ」は即答だった
帰宅した牧君はエコバッグを持っていて、買ったものを冷蔵庫にしまっていた
慰労会でああ言われて春田家に帰らざるを得なくなった(帰るきっかけを得た)とも考えたけれど、春田家に帰る予定のない牧君がエコバッグを持って出勤したとは、思えない(特に実家にいると考えた場合。ウィークリーマンションに住んでいれば別だけど)
買う必要のあるものを把握していたことを考えると、前日から春田家にいたはず
で、ここからストーリー妄想
5/1
春田は直帰していると思う。何故なら、翌日に武川さんやマイマイ、マロに蝶子さんのことを聞かれているから
夕食を済ませて帰宅すると、玄関に牧君の靴があった
牧君は半分は荷物を引き取りに、半分は春田家に帰りたい気持ちだったんじゃないかな
で、干しっぱなしの洗濯物を取り込んでたたみ、春田が流しに置いただけの朝のマグを洗ったり、テーブルを拭いたりしたのでしょう
で、あとは荷物さえ引き上げればよかったんだけど、立ち去ることができずに、春田の帰りを待っていたんだと思う
でも、顔を見ることはできなくて、部屋にこもっていたんじゃないかな
春田は、超絶鈍感な奴ですが、こういう時に牧君の部屋のドアをドンドン叩いたりはしなかったと思う
「牧、牧」って声をかけたけど、返事がなくて、一度ドアの前を離れるけれど、戻ってきて「おやすみ」って言ったんじゃないかなぁ、そうだといいなぁ
5/2
春田は早起きして牧君と話そうと思っていたのだけど、牧君がすごく早く家を出てしまい、玄関の開く音で目覚めて大急ぎで階下に降りたけれど、間に合わなかった
朝ごはんの支度はしてくれていたけれど、なんだかおいしく感じないんだ
いつもの牧君のごはんなのに…
それで、牧君の「普通には戻れない」を思い出して、もう一緒には暮らせないのかなって思っていたんじゃないかなぁ
でも、出社して、蝶子さんが部長の奥様だと知って、思わず牧君に泣きついて、それで「なんだよ、結構普通じゃん」が出たんだと思う
そして、わんだほぅでの慰労会
マイマイの「ルームシェアしてんのよね」への二人の返事の歯切れの悪さとか(牧君は武川さんのこともあるだろうけど)、マロの「めっちゃ仲良しっすね」に、牧君が頭を横に振っているところとか、すごくわだかまりを感じるのだけれど、春田の方は武川さんに怒鳴られる牧君を心配することで、わだかまりが消えてしまっている
っていうか、助けてあげたい気持ちが他の問題を忘れさせちゃっている感じかなぁ
あと、本筋と関係ないけれど、わんだほぅで「俺だってちゃんとやってますよ」って言っていたこととか、公園での「悪いとこあったら直すから」とか、わんだほぅから一緒に帰ってきたのに、テーブルや流しが散らかっていないことから、春田はこの日の朝食はきちんと片付けて出社したのではなかろうかと、希望的な推測をしています
な訳で、牧君は実家に一泊、翌日春田家へ戻ったものと考えます
おまけ
5/3の、春田と武川さんの会話
春田「牧のことなんですけど、最近なんかうまくいってないんすかね?」
武川(お前とな!)
春田「なんかちょっと辛そうにしているから」
武川(お前のせいでな!!)
春田「俺の?俺のフォローが良くないのかなーって」
武川(お前の存在そのものがな!!!)
武川「いや、あいつはよくやってるよ」
この武川さんの
「いや、あいつはよくやってるよ」
可能性のない恋をして、暴走して(きっと牧君の暴走癖をよくご存知だろう)、自己嫌悪に陥って(それもよくご存知だろう)、それでも健気に春田のそばにいる
牧君のことを一番よく理解している武川さんの言葉だなぁって思いました
おしまい