おっさんずラブ 第4話、いつまでも観ている 3/4

1回で1話、振り返るの、無理だった

日に日に母数が増えていく

明日は、たぶん、4/5になっていると思う

 

今日もわんだほうの表での武川さんと牧君の会話を考え直していた

「一緒に住んでいるのか?」「そういうことです」

だと、“そういうこと”に、言外の意味が感じられてしまう

牧君はその誤解だけは避けたかったはず

 

武川さん「春田と一緒に暮らしてるって、どういうことだ」

牧君「俺が住むところを探しているって言ったら、部屋が余っているから、よかったらって言ってくれて、それでルームシェアしています」

武川さん「“ただ”部屋が余っているから、“ただ”そこに住んでいるっていうことか」

牧君「そういう、ことです」

 

ならば、繋がるかなぁ

武川さんが必死で上司部下の体裁を維持しようと、「説明」「報告」という言い方をしているのが、かえって焦燥感を増して聞こえる

「お前ら付き合ってんのか?いつからだ?異動して来てからか?俺に一言もなしにか?春田と同じ家から出勤して、一緒に働いて、同じ家に帰ってたのか?俺の目の前で!」

って言えないからバケツを蹴飛ばすことになるわけで

 

あ、けれど、これだけ武川さんを激昂させておきながら、バレてしまえば仕方がないのか、牧君は春田にお弁当を作り始める

だって度々ケンカしてしまう、春田には辛辣な言葉を吐き、冷淡な態度をとってしまう牧君には本当の気持ちを表す手段が他にないから

もう言葉にはできないし、部長に啖呵を切った胃袋を支えること、困っていたら助けることでしか、心のうちを表せないから

 

5/8(火)

「だーめだぁ〜、全っ然集中できない」は汎用性が高いので、スタンプ第2弾でぜひ採用してほしいです

騙された鉄平兄のところに駆けつける春田と牧君

ここでも牧君は春田には怒鳴るけれど、鉄平兄にはイラつきながらも声を荒げたりしない

春田と政宗にしか感情的にはならないんだな、あ、あと空ちゃん

春田家で契約書を確認する春田と牧君

「ちず、大丈夫かなぁ」に、思わず「…え?」って声が出ている牧君

低く押し出すような声だった

そのあとの微かに揺れる顔が何かを飲み込むようにも、頷いているようにも見える

ちずちゃんの「少しの間泊めて」「ほんと、ばか」の間の、牧君のワゴンに縁を指でなぞったり、叩いたりする仕草、感情が高まったり、それを抑えるときの癖みたい

第5話のケンタツ檸檬話の時もキャビネットを叩いていたし、「明日、買い物行きません?」の時も手は映っていないけれど、洗濯物を置いたにしては大きい音が「タンタン」ってしていた

「何様だあいつ」って、並んでちずちゃんを見送る春田と牧君の姿が、春田の言う「この家」「春田と牧君の家」

ちずちゃんもそういう気持ちで牧君に「ごめんね」って言っているし、夕食を出す牧君は春田家のホストとしてもてなしをしているっていう意識、自負?があるかんじだし、春田は「うちの牧、すげえだろ」って顔しているし

お風呂に入っているのが、ちずちゃんで、居間でビール片手に話をしているのが春田と牧君だったら、どんな会話があったのかなぁ

ちずちゃんが来たことで、むしろ二人ともリラックスしたように思うんだ

その前の深刻なトーンと少し違う感じで、わんだほうのこととか、今日の出来事とか話ができたんじゃないかなぁ

春田は牧君をねぎらって褒めたかなぁ

それとも、ちずちゃんの話をしちゃって、牧君を傷つけたかな

(ただ、春田が牧君の前でちずちゃんの話をするのは特別おかしなことじゃなくて、ちずちゃんの前では牧君の話をしているし、共通の友達の話をしているって言うだけの感覚だと思うんだけどねぇ)

この先の展開を知っていても、傷つく牧君を観るのは辛い

と言うわけで、また明日