おっさんずラブ まいまいの呪文

テレビブロス8月号「気になりすぎて眠れない!完全保存版 いまこそ、田中圭」を読んで、胸が痛みすぎて、本棚の目の届かないところにしまいこんでしまいました

次にページを繰るのはいつになるのかなぁ

字が小さいので、目の老化がさほど進まないうちに回復して、読み直したいものです

 

まいまいの呪文、それは

「押して上手くいかないなら、引けばいいじゃない」ですね

全編に渡って効力を発揮した魔法の言葉です

「愛情が必要な人には自然と手を差し伸べる春田」と

「自ら傷つく方へ進んでしまう牧君」の両方を看破した素晴らしい言葉だと思います

誰かを助けたいと思う時って、どうしても「相手にとっていい(と自分が思う)こと」を口にしてしまいます

心のどこかで、こういう結果に導きたいと思っているんですよね

決して、無心ではいられない

けど、まいまいのこの言葉は、あくまでも「なーんつって」で、その場、その瞬間が必要とした言葉だったなぁって思うのです

物語って誰かの計画や目標ではなくて、そういう時と場の積み重ねで進むものなんだなぁって、この言葉に感じました

創作物では「伏線」と言われるものかもしれないけれど、メタ(っていうの?)というよりも、牧君の心にほんの少ししみついた呪文だったように思います

 

話は変わって

今日、一緒に暮らし始めて日の浅い猫を病院へ連れて行ったんです

ようやく懐いてくれたところなのに「すっげぇ裏切られた気分だわ」って感じになっちゃうのかなぁって心配していたら、家に着いたら、すぐに「にゃぁん」とすり寄ってきてくれて、「なんだよ、結構普通じゃん」と思いました

などと、日常の心のうちの大体が「おっさんずラブ」のセリフでまかなえている中、何故、はるたんのLINEスタンプは汎用性が低いのか

それは、はるたんには機能を求めていないから

いてくれればいいから

ただ貼りたいはるたん という視点で選んだら、ああいうラインナップになってしまったのではないでしょうか、だとしたら、すごく共感する

あ、いやいや、「もっと使い勝手のいいセリフ、あったじゃーん」の声に乗って、第2弾を出すための迂遠な戦略なのか

理由はなんでもいい

第2弾を出してくれれば、それで