HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.A.R.D~ 花火大会の想像 前編

以前、HiGH&LOW に田中圭さんを出そうとして ↓

 

a-cup-of-snow.hatenablog.com

 それに台詞も追加したときに ↓

 

a-cup-of-snow.hatenablog.com

 「二人で花火大会とかに行くのかなぁって思っていたら、違った」というラブリーな感想をお嬢さんからいただいて、以来、花火大会開かなきゃなって思っていましたが、いろいろあって、今日がその日となりました

 

はじまり

 

朝から落ち着かない様子のDTC

今夜、花火が上がるという情報を掴んだのだが、それが何処で何時なのかがわからない

「絶対、3人で行こな!」というダンに、気乗りしない表情のテッツとチハル

「やっぱ花火大会は…」「女子と行きたいよな…」

そんな心の声が届くはずもなく、情報集めに連れ出される二人

 

山王連合会

商店街、ITOKANの前

ナオミの指示で折りたたみテーブルにクーラーボックスを乗せ、花火見物客にラムネを売る準備をするヤマト

ラムネを飲みながら、それを眺めるコブラとノボル

通りかかったDTC

チハル「ラムネなんか勝手に売って大丈夫ですか?話、達磨一家に通してないですよね?日向に知れたら…」

ヤマト「たたたたたかがラムネ、だだだだだるまが何言ってくるってんだよ」

コブラ「ピッチャー、ビビってる」

ノボル「HEY!HEY!HEY!

ヤマト「ビビってねぇ!」

ナオミ「ダサ…」

 

White Rascals

クラブ heaven

DTCが足を踏み入れると、照明が消え、店内は闇に

花火の打ち上げ音が聞こえ

ROCKYの声「パーティータイム」

花火の炸裂音

白い店内の壁という壁、ダンサーの衣装に花火のプロジェクションマッピング

音楽が鳴り響き、ダンスが始まる

チハル、壁にきらめく花火を見て

チハル「あれ、キティちゃ…」

KOO「猫です」

チハル「でも、キティ…」

KOO「   猫  です  」

テッツ「いいから、行こう」

ダンサーの衣装に映る花火に釘付けのダン

チハル「ダン…」

テッツ「いいから、行こう」

 

達磨一家

町外れの廃寺

近くまで来たものの、足を踏み入れる勇気のない二人、突然背後に現れた集団に追われるようにして、闇の境内に入る

太鼓の音とともに上がる火炎

列をなす手筒花火を持つ達磨たち

滝のような火の粉の中、番傘を手にゆったり現れる日向紀久

「S.W.O.R.Dの祭りは、達磨の祭りじゃぁ!」

番傘を放り投げる

花火の噂を聞きつけてやって来た集団と祭を巡って喧嘩勃発

巻き込まれないうちに逃げようとするも、達磨ベイビーズに手筒花火を押し付けられ、両手に手筒花火を抱えることになったテッツとチハル

「あっつい!あっついって!」

「こーいうんじゃないですよね?花火大会って、こーいうんじゃ」

「どこだよ!花火大会ってよ!!」

 

つづく