4/19(木)
最初の日
春田、第2営業部の成績トップの話への拍手は弱いし(自分は貢献していないって思っているのかも)、部長にキャンペーンを任されても、ちょっと及び腰というか、どこか自信のなさそうな、伸び悩んでいる感じがある
合コンもうまくいったことがないみたいで、公私ともに低迷しているのかぁ
家での春田母とのやり取りや、合コンでのマロの「マザコン」発言や、わんだほぅでのちずの言葉を思うと、春田の低迷の原因は「自立できていない」っていうことだったのかなぁ
って思うと、最終話の部長の働きが今更ながらありがたく思われる
そんな中、牧君に無理やりタクシーに押し込まれてシートベルトされた春田の「あ、これ(シートベルト)」って納得しているとことか、かわいい
マロのいう「素直」さなのか
同じ日の合コンの席で牧君は「本社で都市開発をしていました」と過去形で言っていた
翌日異動してくるんだもんなぁ
そういえば、営業所の売り上げグラフでは、春田はマロの一つ上、営業所内で下から二番目に名前がある
宮島さんは春田より年上には見えないけれど、何か職能や採用時の条件で上にいるとして
春田とマロの間に新入社員がいなかったとは考えにくいので、入っても辞めていた、異動して営業職に残らなかったということだろうか
まいまいの「若い人、すぐ辞めちゃうから」の言葉は、今時のっていうだけじゃなく、実感のある言葉だったのかなぁ
そうだとすると、春田が低迷するのは職業柄の難しさでもあるし、後輩が続いてこないという環境もあってのことかもとか、それでも続けている実直さを感じたり
部長が春田に見出していた「本当はできる子」っていうのも、なんとなくわかる気がする
って思うと、また改めて最終話の部長の春田に飛躍をもたらしてくれた働きがありがたく思われる
4/20(金)
春田母家出、部長のスマホ、牧君異動
部長はこれまでも、春田に見つからないように同じバスに乗っていたのかなぁ
春田が遅刻しそうな日は、気を揉んでいたんだろうなぁ
牧君、異動の挨拶の後、馴れ馴れしい春田を疎んじている仕草や表情がある
それが、春田と一緒に外回りをしている間に、表情が柔らかくなっていく
最終話の挨拶回りが終わりに近づくにつれ、顔が曇っていたのと対照的
春田、先輩なのにチラシの入った紙袋持っている
武川さんからの電話に出るときに「ちょ、悪い」って牧君に断る春田
わんだほぅの帰りに、春田、牧君を発見し、笑顔で駆け寄る
この時の春田の服装は黒ジャケット、襟ぐりに灰色が入った白カットソー、それに牧家を訪問した時のと同じに見える黒パンツと白スニーカー
これは、牧君の好みの服装ではないか
この時、パーカー on パーカーだったら、「ださっ」って思われたのだろうか
牧君、春田に声をかけられてから、ずっと笑顔で、「こっちなんで」って一旦別れた後も笑顔で歩いている
呼び止められてルームシェアを提案された時は戸惑った顔を見せたけれど、それぞれ歩き始めてからは背中だけで表情はわからない
春田はもう自分のお弁当と牧君の唐揚げの格差で頭がいっぱいのように見えたけれど、牧君はどんな表情を浮かべていたのだろう
笑顔だったらいいなぁと思う
4/25(水)
ルームシェア開始
春田、他の場面では見ないデニムのパーカーを着ている
一応、家着のパーカーの中でもいいやつを着たのだろうか
この時点で二人の靴下は色違いでお揃いである
お箸も、やはり色違いでお揃いに見える
最初の日に唐揚げを作ってくれる牧君の気持ちが嬉しい
春田が「揚げ物、すげえじゃん」と褒めてくれたことが嬉しかったということもあるかも
そう思うと、牧君の気持ちが可愛い
「ポテトサラダも好きかな」とか、リサーチしたのかな
これまでの恋の遍歴や、牧母の教えとか想像するに、リサーチしていそうな気もするし、無意識に張っていたアンテナが拾ったのかもとも思うし
この時点での牧君は春田をどう思っていたのかなぁ
4/26(木)
部長の告白、虎の巻
牧君とのルームシェアで生活レベルが向上したと言っているので、同居開始は月曜日くらいかも(と思ったけれど、営業日誌で23日24日は出勤が確認できました)
春田、まいまいと二人のカウンターに来た客を自分の方に持ってこられないところとか、押しも引きも弱い感じ
部長の告白の場面で、右目からぽろっとこぼれる涙がいいなぁ
告白されるまでは「部長が“そう”だったら襲われるかも」とか、告白された後も「おっさんだよ?部長だよ?」とか、ステレオタイプな反応をする春田に「人間的には好き」を自覚させちゃうちずちゃんは、意外と罪深いかもしれない
春田を送ってきたちずちゃん、春田に「こいつ俺に惚れてんだよ〜」と言われた返しが「うるさい!ばか春田!」で、「違う」とか「嘘」とか言わない
「俺と結婚するぅ?」にも、「家事が増える」という理由で、「春田を好きかどうか」っていう問い自体が、ちずちゃんにはないみたい
それくらい、長い間自然に一緒にいたんだよなぁ
牧君、春田の渡したものが何かわかる前から、笑顔になっちゃっている
それまで、怒っていたのに
虎の巻を開いてからは、どんどん目が優しく潤んで、観ていても胸が熱くなるなぁ
4/28(土)
現地販売会の日
営業所でも、現地でも、春田を責めるマロに対して何か言おうとするたびに、部長に先を越される牧君
営業ではガツガツ行けないのに、部長が(たぶん誰でも)危ない目に遭うとなると駆け出してしまう春田
お医者さんに詰め寄る際にも部長に先を越される牧君
この部長の心配のしようは何かおかしいと思っていたけれど、春田までただならぬ様子なのに、疑念を抱く牧君
それが、営業日誌で「好きでもない人」が「部長」であると確信、暴挙に出る
ただ、春田への気持ちを自覚しただけなら、まだやり方があったはず
部長というライバルの存在と、そのライバルに水をあけられているという事実と、そのライバルが「好きでもない人である可能性」、「そうであってほしい」という想いが、牧君を突き動かしたのではなかろうか
第1話は、このあと波乱を起こしまくる部長も牧君も「この二人は春田を好きだ」というところまでで、40分間のほとんどは春田が話の流れや二人の登場、行動、気持ちを受けることで進めている
部長や牧君という個性的な人物を紹介しつつ、ごく普通の人に見える春田の人物像も表している
すごい
すごいと思いました