klockworx-asia.com とても面白かったです ストーリーはオフィシャルサイトにお任せすることにして、ざっくり感想を残そうと思います 問題は起きますが、次々解決していくので、もやもや引っ張るところはありません *韓国に着陸できるかどうかの辺りの空軍の…
www.iammakimoto.jp ちょっと前のことです ハイカーさんが「よかった」と書いていらしたので、いつもそうですが事前情報なしで観に行きました 観終わってから目にしたいくつか記事には「コメディ、笑って、最後号泣」と書いてありました 劇場で、中盤以降、…
gaga.ne.jp とても良い作品でした とても古臭くて、とてもダサい 30年前、50年前にできていても構わない映画でした 目新しい設定も、観たことのない映像も、聞いたことのない台詞もありません それが、とても素晴らしい映画でした あらすじは追わずに、心に…
いつまでも頭を離れないのは、玄蕃の 「のう、乙さん。俺は臭かろう」 です 「臭いか?」ではなく、「臭かろう」 人を蔑む言葉で最も相手を傷つけるのは、理がなく主観的で次元の低いものです 対話で撤回させることができないだけでなく、同じように傷つけら…
<疑問>何故、ホーは嵌められた? ホーが足を洗うと言い出す 組織のことを知り尽くしたホーを自由にさせるわけにはいかない あの人の良さそうなボスがホー抹殺を企てる(マークを同行させない) (早い段階で組織に「ホーが裏切って仲間を殺害した」という…
shijin.espace-sarou.com これは初恋の物語です 主人公、詩人であるテッキは小学生に「詩人の仕事とは?」と問われて、こう答えます 「詩人は悲しい人の代わりに悲しみを詠んであげるんだ」 それでは、詩人が悲しいのでは?と重ねて問われ 「詩人は人の悲し…
封切り初日、IMAXで観てきました 何より、吹っ切れている! 作中「常識的判断だ」「努力したのか?」というやりとりがあるのですが、まさしく常識を超えた努力の地平でした アクションについては観るに如かずです 最初にショックだったのは、作中にはもう「…
kareraha.com 第一次大戦、イギリスの年端もいかぬ若き志願兵の入隊、訓練、西部戦線投入から終戦までのドキュメンタリー映画 当時の映像をカラーリングし、退役軍人のインタビュー音声を経過に合わせ、編集したものです もし、この場にいたら、こういう光景…
lesmiserables-movie.com 映画は、2018年W杯、フランス優勝に沸き立つパリの街角から始まります 私にはちょっとした暴動に見えるくらいの盛り上がりを見せる群衆の中に、誇らしげにフランス国旗をまとう移民の子供達の姿がありました 彼らの地元、モンフェル…
映画を観終わって、公式サイトなどを読んで「希望」という文字を目にして驚きました あのラストに希望はあるのか? また、ちょっと作り手を呪いそうになってしまいました けれど、一晩経って思いました この映画には描かれていないところに希望があるのだろ…
klockworx-asia.com こちらの映画です 予告編や公式サイトの記事に騙されてはいけません 「パラサイト」級の「うわぁぁぁぁ!やられた!」映画です まだご覧になっていなかったら、ここを読むよりご覧になるべきです オープニングで語られる朝鮮戦争の戦況、…
あちこちで感想が語られていると思うので、簡単に 事件後のギウの決意の虚しさが辛かったです ギウは貧しい暮らしの中でも両親を敬愛しており、事件後はギテクのためにお金持ちになろうと決意します それは韓国社会の倫理観に沿ったものでしょう けれど、そ…
gaga.ne.jp 面白かった! 導入部の主人公ヨンナムの身体能力の表現が彼の性格と置かれている状況をきっちり伝えていて、かつ、その後のバタバタした家族の描写で少し忘れかける仕組み、うまい 事件が起きてからの彼の「屋上へ!」が一度スルーされるところも…
追いかけていた義賊が田中圭だと知った吉田鋼太郎 後を尾けたり、待ち伏せしたりするものの捕縛できない 挙動不審な吉田鋼太郎を案じる眞島秀和 店を休んだ林遣都を心配して家を訪ねた佐津川愛美 不在の家の裏庭に回ると林遣都が何かを火に焚べようとしてい…
田中圭:義賊 吉田鋼太郎:長谷川平蔵 眞島秀和:佐嶋(原作では平蔵より年上だそうだけれど、年下で) 林遣都:悪徳商家の番頭 千葉雄大:さる高貴な方のご落胤で僧侶 戸次重幸:貧乏な旗本の次男坊 内田理央:長谷川平蔵の娘(いるのかわからないけど) 佐…
ネタバレしています 本著「カササギ殺人事件」内小説「カササギ殺人事件」は、1955年を舞台にしながら現代の倫理観を持つ人物を配することで、アガサ・クリスティの時代の差別と偏見を否定してみせました その一方で、当時の差別の残滓、形を変えた現代の偏…
ネタバレしています 昨日書いたアガサ・クリスティの時代の差別と偏見が「カササギ殺人事件」内小説である「カササギ殺人事件」では現代の倫理観を持ってクリアされているという話ですが a-cup-of-snow.hatenablog.com では、現代の倫理観は差別と偏見を完全…
感想なのでネタバレしています 小説内小説である「カササギ殺人事件」は、面白かったです どっぷりアガサ・クリスティを読んでいる気持ちで読める上に、クリスティを読む時に感じる苦痛がなく、その時代の景色、人間像、ストーリーを十分に楽しめました クリ…
HiGH&LOW THE MOVIEの世界観で面白いなぁと思ったことは ・20代後半でも子供扱いで、当人も納得しているらしいこと ・その親世代に子供を育てる意識がなく、それを期待もされていないようなこと ・家族という概念において親を演じようとする人が死んでしまう…
を観ました なんとも言えないジョニー・トー味を感じたのですが、他の方はどうだろう いろいろ感想はありますが、私はエンディング辺りのアイスのシーンで「観てよかった」という確信を得ました RED RAINを昨日と同じ視点でざっくり言うと ・父母の喪失 ・長…
HiGH&LOWの世界を、私の観た限りで言うと ・父母の不在 ・長兄の死 ・血縁に関わらない絆 です 主人公たちは年齢にかかわらず周囲から「ガキ」呼ばわりをされており、本人たちもその自覚があるようです (普通大人ぶりそうなものなのに、この辺の自覚は清々…
映画の感想をまだ書き終えていないのですが、一番感じたことは 「おっさんずラブは完結したんだなぁ」ということでした なので、すでに制作発表済みの続編については、新キャストで新しい物語が始まるのだろうと思っていました ところが、田中圭さんは続投な…
劇場版で大きく変化しているのは、牧です 社を挙げての巨大プロジェクトへの異動が内示され、相談しようと香港を訪れれば春田に浮気疑惑、異動をしてみると想像以上のスケールの仕事内容、仕事量で10日もたずに倒れる激務(春田の帰任の1週間前に異動してい…
観てきました! 物語は、春田と牧の恋の行方(に部長の純愛)に、湾岸リゾート開発を巡る第2営業所と本社の対立から、巨悪を暴くサスペンスアクションが絡む、気宇壮大なシンプルストーリー どちらも着地点は見えているので、安心して振り回されることができ…
このように長々感想を書いてきた「神と共に 第2章:因と縁」ファイナル 最終ネタバレです a-cup-of-snow.hatenablog.com a-cup-of-snow.hatenablog.com 実は、閻魔大王はカンニムの父親でした 亡くなった彼を、その時の閻魔大王が次の閻魔大王となるべく迎え…
「新聞記者」観て来ました shimbunkisha.jp あまりメディアに取り上げられる様子もないまま、映画館に大きな看板だけが静かに立ててあって、最初は観るつもりはありませんでした 面白くなさそうなのではなくて、この世の不正義・不条理を観るのは、もう嫌だ…
a-cup-of-snow.hatenablog.com その一方で、ユイ・チェンは生きてゆきます 山村で豆腐を作って暮らしていたユイ・チェンは同じ村の若者と恋に落ちました 将来を約束した彼は徴兵され戦地へ、ユイ・チェンは彼を探しに上海に出てきます 昼間は彼を探して軍の…
a-cup-of-snow.hatenablog.com こちらの後編の感想です 登場人物それぞれがこれまでの人生から一つの答えを見つけていきます 雷将軍は前編で描かれた通り、愛する妻ユンフェンを守るため、彼女を心の支えに戦死します 夫の戦死にユンフェンは絶望しますが、…
a-cup-of-snow.hatenablog.com 一昨日、冥界の使者、ドクチュンとヘウォンメクの過去について粗方書きました それを下敷きに、現在のスホン裁判と屋敷神騒動の核となる台詞について語りたいと思います スホンは第1章の貴人亡者ジャホンの弟です 軍に所属して…
満を持して、封切り初日、6月28日に観てきました! 面白かったです! 最初にあらすじをさらっておきます 第1章で、貴人ジャホンの生まれ変わり判決を手にした冥界の弁護人カンニム、ドクチュン、警護人ヘウォンメク 次なる亡者、貴人スホン(ジャホンの弟)…